Adobe Capture CC
身の周り全てが素材! おすすめデザインアプリ文字
Adobe SenseiはAdobeが開発する人工知能と機械学習を組み合わせたもののようです.
画像から文字を検出する
文字の入った画像を用意してAdobe Capture CCの文字で取り込みます.
今回は曲のアートワークを用いてみたいと思います.
画像を取り込むとAdobe Senseiが文字として認識した部分が青線で囲まれます.
青枠で囲まれた部分でタップすると四隅に白丸のある青塗りの四角に変化します.
この部分が文字として検出される部分になります.
この四角は移動やサイズの調整が可能で,最初に文字として検出されていない部分に移動させることができます.
今回はアーティスト名のフォントスタイルを検出させていので,範囲を調整します.
調整したら✔︎マークを押すだけです.
類似のフォントを探す
フォントスタイルが検出されて,類似のフォントが提案されます.
今回は14個の類似フォントが見つかりました.
もともと文字として検出されていない範囲でしたが,なんとなく似たようなフォントが見つかっています.
スペルが違う場合は,画面下に表示されている”テキストの変更”で検出された文字列を変更します.
検出元の文字列と比較する場合,英語であったら大文字と小文字をしっかり入力すると良いです.
曲のアートワークなどの場合はオリジナルでデザインされたフォントであったり,
手書きであったりするのでなかなか100%これだ!というフォントを見つけるのはなかなか難しいかもしれません.
今回一番上に表示されたVoltage Regularのフォントでも,ぱっと見似ているように見えますが,
小文字のLが筆記体調になっていなかったり,最後の小文字のaの跳ね方が違ったりしています.
表示された14個のフォントの中ではこのVoltage Regularが一番近しい感じのフォントでした.
Illustrator等で使用する
近いフォントを選択して完了ボタンをタップすしたら作業は終了です.
Illustrator等を起動してみると,すぐにライブラリの中に文字スタイルとして登録されている事が確認できます.
文字を打って,自分で追加した文字スタイルの部分をクリックすれば選択した書体が反映されます.
至ってシンプルですね!使いやすくて便利です.
一般的によく使われているようなフォントであればしっかり検出してくれると思います.
日本語のフォントはかなり複雑なので検出するのは難しそうですが,
英語のフォントを使用したいけどフォントスタイルが分からない..!
という場合に助けになりそうな感じがします.
フォントスタイルによってデザインのイメージはかなり変わるので色々と試して見ると良いと思います.
他のAdobeアプリについても書いているので読んでみてください.
では,以上です!
Last Updated on 01/09/2019