T -Casual Barcelona

【スペイン】T-casualカード(旧:T-10カード)の値段や買い方について。バルセロナを移動するならおすすめ。

バルセロナを観光するなら知って置きたいT-Casualカード(旧:T-10カード)について買い方や使い方を解説していきます。

バルセロナ市内をメトロやバスの公共交通機関で移動するならT-casualカードがオススメです。

バルセロナ観光でまわる場所であればだいたいの箇所をカバーしています。

2020年1月からシステムが変わり、T-10カードはなくなりました

T-10に変わる回数券としてT-casualが誕生し、利用システムや料金も変わりました。

バルセロナ市内のバス、メトロを含む公共交通機関に10回乗れる回数券になります。

価格は€11.35で販売されています。

シングルチケットの場合€2.20(1回の乗車運賃)かかるので、T-casualではほぼ半額くらいの値段で利用できるのでお得なチケットになります。

基本的にメトロの駅の改札付近にある券売機で購入可能です。

バスでは購入できないので利用する場合は、事前にメトロの駅もしくは近くのタバコ屋で購入しておきましょう。

券売機での購入の場合、現金/クレジットカードどちらの方法でも支払いが可能です。

T-casualはシェアして使えないので、各自1枚購入する必要があります。

旅行の場合、滞在中に6回以上バスやメトロに乗る場合は買った方がお得ということになります。

空港でも購入できますが、販売場所はT2BターミナルのRENFEの改札前になります。

だいたい国際線に乗って到着した人の到着はT1ターミナルで、T2はLCC系が発着するターミナルなので移動が必要です。

T2ターミナルまではシャトルバス(無料)に乗る必要があります。

所要時間10分程度です。

空港から市内までの移動であれば空港バスの方をオススメします。

T-casualチケットの買い方は簡単です。

メトロの駅構内の改札前にある券売機を見つけましょう。

赤い券売機で目立つのですぐに見つかると思います。

駅によっては緑や紫色のものがありますが、基本的にどれでも購入できます。

画面にT-casualチケットが表示されていると思うので、それを選択して現金またはクレジットカードで支払います。英語対応。

ベーシックなZONA(ZONE)1のもので十分です。

T-casualチケットの有効期間は特になく、使用回数が余ったらまた次回用に持っておけます。

今回紹介T-casualチケットの使い方について説明していきます。

基本的に普通の回数券なので改札に入れて通ればOKで、バスなども同様の使い方になります。

券を改札に通すのは入場するときだけです。

駅から出る際はそのまま改札を出るだけで大丈夫で、別の路線に乗り換える際にも特に改札はありません。

基本的に右手側の改札にチケットを入れて通るものが一般的です。

ただ、たまに左手側の方にチケットを入れる逆タイプ仕様の改札があるので注意しましょう。

チケットの残り回数は、改札でチケットを入れるところの近くにあるディスプレイで確認できます。

SALDOの横に表示される数字が残り回数です。この写真の場合、利用できる回数はあと4回ということになります。

入場できない場合はとりあえず残り回数(とチケットの入れる方向)を確認してみると良いです。

それでも通れない場合は前述した改札の通る方向を確認してみてください。

T-Casualの利用範囲について観光スポット別にいくつか解説していきます。

行けません。

だいたいの方がEspanya駅から行くと思いますが、そこからは別のチケットを買う必要があります。

Espanya駅でケーブルカーまたはフニキュラー(登山電車)がセットになったチケットが売っているのでそれを買いましょう。

行けません。

だいたいの方がBarcelona Sants駅から行くと思いますが、そこからは別のチケットを買う必要があります。

ジローナよりも奥にあるダリ美術館のあるFigueres(フィゲレス)に行く際も同様です。

行けます。

一番有名なBarceloneta(バルセロネータ)ビーチから、地元民が行くBogatell/Mar BellaビーチもT-casualチケットで行けます。

さらにもう少し足を伸ばしたところにあるリゾート地Badalona(バダロナ)にも行けるので時間のある方は行ってみるのもありだと思います。

バルセロナをまわる際には買っておきたいT-casualチケットについてでした。

毎回乗る度に買う手間も省け、値段も抑えられるのでおすすめのチケットです。

地元民も使っているチケットです。バスやメトロを利用予定の方は買ってみてはいかがでしょうか。

では、以上になります。