STOCK PHOTO
【2024年版】定番ストックフォト6選を比較検証。どれがおすすめ?
INTRODUCTION
画像やイラストなど、ロイヤリティフリーの素材を購入して利用できるストックフォトについて、各社システムや料金・枚数設定など違うので定番フォトストックで比較してまとめました。
CONTENTS
>> 定番ストックフォト 6選
>> 1. 素材点数
>> 2. 素材ジャンル
>> 3. 価格・プラン
>> 5. 無料トライアル期間
>> まとめ
>> デザイン関連記事
*目次をタップで各コンテンツに飛べます
定番ストックフォト 6選
今回比較する定番ストックフォト6社はこちらになります。
すべて日本語対応しています。
・Shutterstock : ストック数・ユーザー数最大のド定番ストックフォト
・Adobe Stock : 素材ジャンルが豊富 個人的に一番おすすめ
・PIXTA : 日本人の画像を使いたいならコレ
・iStock : ストックフォトの元祖先駆け
・Depositephotos : 低価格プランで一枚あたりの単価最安
・123RF : 月当たりの利用枚数が多い人(100枚以上)にはコスパ良
ストックフォト6選 比較項目
本記事ではストックフォトを項目別に比較してみていきます。
比較項目は以下の5つです。
ストックフォトを比較して決め手となるポイントとしては素材点数と価格が重要視されることが多いです。
動画素材に関してはどこも通常プランとは別にライセンスを購入する必要があるので注意しましょう。
1. 素材点数
素材点数の多さはストックフォトの規模の大きさや、ユーザー数やクリエイター数の多さに比例しているといえます。
どのくらいの素材を利用できるのか、素材点数で比較していきます。
Shutterstock | Adobe Stock | PIXTA | iStock | Depositephoto | 123RF | |
素材点数 | 36,000 | 20,000 | 6,000 | 8,000 | 19,800 | 15,000 |
2020年12月時点 (単位 : 万)
素材点数が一番多いのはShutterstockで3億6000万点でダントツです。
他と比べてもダブルスコアくらいの素材点数があることがわかります。
素材点数で選ぶなら : Shutterstock
毎週170万点以上の素材が追加される巨大フォトストックです。素材点数では圧倒的な量があり、探している素材が見つけられると思います。
Shutterstock 公式サイトはこちら
日本では知名度の低いDepositephotoや123RFも実はかなり素材点数が充実していることがわかると思います。
2. 素材の取扱いジャンル
写真やイラストなど画像データはもちろんですが、それ以外にも利用できる素材データがあります。
一般的なプランで購入できるものを●、スタンダードプラン以外に別途クレジットを購入する必要があるものを○で表現しています。
Shutterstock | Adobe Stock | PIXTA | iStock | Depositephoto | 123RF | |
画像 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
イラスト | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
動画* | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ベクター | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
オーディオ | ○ | ● | ○ | × | × | ○ |
テンプレート | × | ● | × | × | × | × |
2021年3月時点
Adobe Stockは通常のライセンスで購入できる種類が圧倒的に多いです。
音楽素材に関しては1年契約で取り放題というシステムが多いですが、Adobe Stockでは1曲から気軽に購入できるので動画編集をする方などにもおすすめです。
購入できる素材ジャンル数で選ぶなら : Adobe Stock
デザインツールを提供しているAdobeだからこそできる豊富なジャンルラインナップになっています。オーディオデータを通常ライセンスで入手できるのもAdobe Stockだけです。
Adobe Stock 公式サイト
Adobe Stockは一部無料で利用可
Adobe Stockは有料ストックの中でも唯一、一部ストックを無料で利用できるようになっています。
画像・イラストはもちろん、映像素材や動画用テンプレートなどもあったりするので一度見てみてはいかがでしょうか。
3. 価格・プラン
各社プラン設定が色々とありますが、ユーザー利用の多いベーシックなプランで比較していきます。
Shutterstock | Adobe Stock | PIXTA | iStock | Depositephoto | 123RF | |
プラン | 10点/月 | 10点/月 | 10点/月 | 10点/月 | 30点/月 | 10点/月 |
価格 | ¥6,000 | ¥3,480 | ¥6,380 | ¥3,000 | ¥3,000 | ¥3,500 |
契約期間 | 1ヶ月 | 12ヶ月 | 12ヶ月 | 12ヶ月 | 1ヶ月 | 1ヶ月 |
低枚数の場合、コスパでみるとDepositephotoが圧倒的にお得です。
一枚あたり¥100程度というかなり安い価格設定で月に30点購入できるので画像をそこそこ利用する方向けです。
価格・プランで選ぶなら : Depositephoto
スタンダードなプランで写真一枚の単価としては他のストックフォトに比べて1/3程度というかなりの安さです。なんでこんなに安いの?というレベルの価格設定です。
また、Depositephotoと123RFはメインプランが月ごとの契約更新なので解約がいつでもできる手軽さがあります。
月あたりの利用枚数が多いほど一枚あたりの単価は安くなります。利用数が150枚/月 程度の場合は123RFが一番お得です。
4. 素材点数の繰り越し
ある月にまったくライセンスを使わなかった場合に、翌月にあまったライセンスを繰り越せるのかは利用する上でかなり重要です。
各社設定が異なるので抑えておきましょう。
Shutterstock | Adobe Stock | PIXTA | iStock | Depositephoto | 123RF | |
繰り越し | 不可 | 12ヶ月 | 11ヶ月 | 250点 | 翌月 | 翌月 |
Adobe StockやPIXTAの場合、プランに応じて可能な最大繰り越し点数が変わります。
例えばAdobe Stockの場合12ヶ月なので、以下のようになります。
Depositephotoと123RFは自動更新に設定していれば、あまったライセンスを翌月に繰り越せるシステムです。
上限数については記載がなくよくわかっていません。
繰り越せるストックフォト : Shutterstock以外
Shutterstockは年間プランで契約しても月ごとのあまった素材点数を繰り越せないのでなかなかシビアです。
5. 無料トライアル
初めてフォトストックを利用する際に無料お試し期間が設けられているものもあります。
Shutterstock | Adobe Stock | PIXTA | iStock | Depositephoto | 123RF | |
無料期間 | 30日間 | 30日間 | – | – | – | – |
期間中は10点素材を無料で入手でき、解約は自由にできます。
また、無料期間中に入手した画像は解約後も利用可能というなかなか太っ腹なシステムです。
ストックフォトを試すなら : Shutterstock or Adobe Stock
素材の充実度に自信のあるストックフォトの大手だからこそできるサービスなのかもしれません。
MATOME
まとめ : Adobe Stockがおすすめ
今回紹介したストックフォトについて記事冒頭で紹介したまとめを再掲します。
定番のストックフォト6選
・Shutterstock : ストック数・ユーザー数最大のド定番ストックフォト
・Adobe Stock : 素材ジャンルが豊富 Adobeを使うデザイナーならこれ一択
・PIXTA : 日本人の画像・日本人向けイラストを使いたいならコレ
・iStock : ストックフォトの元祖先駆け
・Depositephotos : 低価格プランで一枚あたりの単価最安
・123RF : 月当たりの利用枚数が多い人(100枚以上)にはコスパ良
自分がどのくらい月に利用するかわからない場合、まずはベーシックなプランで登録してみると良いと思います。
色々比べてみて個人的におすすめするのはAdobe Stockのベーシックな10点/月プランです。
色々な種類の素材が手に入るのが気に入っています。
Adobe Stock 公式サイト
Adobe Stockは約7万点の画像や動画などの素材を無料化し、誰でも利用できるようになりました。
Adobe Stockの無料素材の入手に関しては以下の別記事にて書いています。
【商用利用可】7万点の無料素材をAdobe Stockが公開。
Adobe Stockが無料でも入手可能な素材を7万点も公開してさらに利用しやすくなりました。
今回紹介している画像系ストック以外にもロイヤリティフリー素材を扱うストックサイトについてまとめています。
参考にしてみて下さい。
ロイヤリティフリー素材ストックサイトまとめ
【画像・動画・音楽】
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Last Updated on 01/22/2024