WORLDREMIT VS WISE
【海外送金】wise(旧:TransferWise)とWorldRemitを徹底比較!安くて便利なサービスはどっち?
INTRODUCTION
日本で利用できる海外送金サービスWorldRemit(ワールドレミット)とWise(トランスファーワイズ)を比較します。
海外送金サービスの規模は年々大きくなっており、メジャーな送金方法となっています。
CONTENTS
>> 比較する5項目
>> 1. 為替レートの比較
>> 2. 送金手数料の比較
>> 4. 送金上限額の比較
>> 5. 使いやすさの比較
>> 海外送金関連記事
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送金サービスWiseとWorldRemit
日本で使える、銀行送金以外の送金サービスを比較します。
海外送金サービスの規模は年々大きくなっており、メジャーな送金方法となっています。
比較する海外送金サービス
今回比較していくのは以下の2つの海外送金サービスです。
・Wise (ワイズ)
・WorldRemit (ワールドレミット)
それぞれの概要を簡単に説明します。
Wiseについて
TransferWiseはイギリス発の海外送金サービスで、日本には2016年に上陸しました。
600万人以上のユーザーを持ち月間40億ドル相当の海外送金に利用されています。(2019年9月時点)
WorldRemitについて
Worldremitはイギリス発の海外送金サービスで、日本には2017年に上陸しサービスを開始しています。
世界で400万人のユーザーを抱えています。
いきなり結論
先に結論から言うと、圧倒的にTransferWiseの方がオススメです。
手数料が安く送金にかかるコストも透明でわかりやすいです。
\オススメの海外送金サービス/
TransferWise
安さも使いやすさも優れていて優秀です。色々ある中でも一番おすすめです。
5つの比較項目
WorldRemitとWiseの比較する項目は以下の5つになります。
1. 為替レート
2. 送金手数料
3. 送金効率 (為替レート+送金手数料)
4. 送金上限額
5. サービス利用のしやすさ
しっかり読むと、海外送金は送金手数料だけでお得さを判断してはいけないということがわかると思います。
それぞれの項目について詳しくみていきます。
1. 為替レートの比較
まずは為替レートを比較していきます。
送金効率に大きく関わってくる項目で、比較して初めて分かる部分です。
海外送金を考える上で外せないところです。
まず知るべきはミッドマーケットレート
ミッドマーケットレートは、基準となる為替レートです。
市場での売値と買値の中間の値を取ったレートのことを指します。
このレートとの差が為替手数料と言われ、送金手数料以外にもここでも手数料が取られています。
ミッドマーケットレートはGoogleの検索やYahoo!ファイナンスで確認できます。
WorldRemitの為替レート
WorldRemitではどの程度の為替手数料が設定されているかみていきます。
先ほどのGoogleのレートと同時刻の、WorldRemitでのレートは以下です。
Googleのレートとの差が為替手数料です。
113.112 – 111.38 = ¥1.732
¥1.7という数値、安いと思いますか?
実は、WorldRemitは為替手数料が高いです。
他の銀行送金などと比べても為替レートは高く設定されています。
例えば、米ドル1000USD(≒¥105,000)の送金で為替手数料¥1.7の場合、
1000×¥1.7 = ¥1700
が手数料として通貨を交換する際に取られていることになります。
TransferWiseの為替レート
次に、TransferWiseの為替手数料に関してみていきます。
ある時刻でのGoogleのレートとTrasnsferWiseの為替レートを以下にまとめて表示しています。
GoogleもTransferWiseもレートが同じ数値であることがわかります。
TransferWiseは為替手数料が¥0です。
TransferWiseで使われているレートはミッドマーケットレートなので、気づかないところで手数料が取られているということがありません。
為替レートの比較まとめ
それぞれの為替レートに関して、レートに含まれる手数料をまとめると以下になります。
WorldRemit : 高めの設定
TransferWise : ¥0
レートの中にも手数料が含まれているということを知っておきましょう。
TransferWiseはどの通貨でも為替手数料は¥0です。
\為替レートの比較勝者/
TransferWise
TransferWiseの為替手数料より優良なレートのサービスはありません。
2. Sending Fee
送金手数料について比較します。
どちらも送金金額に応じて手数料が変化するシステムになっています。
WorldRemitの送金手数料
WorldRemitは送金手数料が ¥150〜600と格安で、手数料は金額に応じて段階的に高くなります。
送金先の国や送金金額によって手数料のレンジは変動します。
TransferWiseの送金手数料
TransferWiseも送金額に応じた手数料が発生します。
送金額が多いほど手数料も高くなります。
まとまった金額であればだいたい送金額の0.8〜1.0%くらいが目安です。
Transferwiseで10万円送金して手数料¥800〜1,000くらいってとこやな。
送金手数料比較のまとめ
WorldRemit : 最大¥600
TransferWise : 送金額の0.8〜1.0%程度
WorldRemitは送金上限額まで利用しても送金手数料は¥600です。
TransferWiseは送金額次第で百円程度から数千円まで大きく変動します。
\送金手数料の比較勝者/
WorldRemit
送金手数料に関してはWorldRemitの方が安いです。
3. 送金効率の比較
1. 為替レートと2.送金手数料を踏まえて、WorldRemitもTransferwiseの送金効率を比較します。
冒頭でも触れたように比較する上でこの項目が一番重要になってきます。
簡単に一言で言うとこんな感じです。
最終的に送金先に着金する金額が多い方がお得。
10万円を送金する場合で比較していきます。
WorldRremitの場合
WorldRemitの場合、送金手数料が送金額と別計上され、「送金額+手数料」を振り込むシステムです。
送金時に10万300円用意する必要があります。
TransferWiseの場合
Transferwiseの場合、
送金金額の中から手数料が引かれて送金されます。
送金効率の比較
比較すると、
WorldRemitでは¥100,300 → $921
Transferwiseでは¥100,000 → $924.87
WorldRemit ¥100,300 → $921
Transferwise ¥100,000 → $924.87
ここから言えるのは、
WorldRemitの方が送金金額が多いのに送金先に着金する金額は少ない。
ということになりTransferwiseの送金の方がお得だということがわかります。
10万円の送金での差額は以下になります。
10万円送金での比較
今回の比較では、$3.87 (≒¥425) + ¥300 = ¥725
Transferwiseで送金した方がお得ということになります。
WorldRemitは送金手数料が外付けなのがいやらしいです。
10万円の送金で¥700の差を大きいと思うかどうかは人次第ですが、個人的にはかなり大きいと思います。
毎月の送金などになるとこの差は蓄積されて膨らんでいきますね。
送金効率の比較まとめ
10万円をドルに送金する例で比較してみました。
送金額が大きくなるほど金額の差は広がりTransferWiseの方がお得です。
これはWorldRemitの為替レートの設定が高く、金額が大きくなるほどレートの影響が大きくなるからです。
\送金効率の比較勝者/
Transferwise
送金コストをトータルで比較すると断然Transferwiseの方がお得です。
WorldRemitとTransferwiseやったらどっちが安いん?
Transferwiseの方が安いことの方が多いかな。
4. 送金上限額の比較
海外送金には一度の送金に限度額が設けられています。
それぞれのサービスの上限額は以下になります。
WorldRemit : 100万円
TransferWise : 100万円
一度の送金上限は100万円でWorldRemitもTranferWiseも変わりません。
Transferwise | WorldRemit
送金上限額はどちらのサービスも同じです。
5. サービスの使いやすさの比較
対応言語について
利用できる言語についての比較は以下です。
WorldRemit : 日本語未対応
TransferWise : 日本語完全対応
WorldRemitは送金サービス自体は使えますが日本語未対応です。
あまり日本でサービスを展開する気がないようにも思えてきました。
TransferWiseの方が日本語で使えるので安心です。
入金用銀行について
送金時に利用する振込先の銀行の違いについて比較します。
WorldRemit : 三井住友銀行
TransferWise : GMOあおぞらネット銀行
送金手続きの際、所定の口座に送金額を振込むのですが上記がそれぞれのサービスの振込先の銀行になります。
利用する銀行が違うと振込にもまた別途手数料がかかってきます。
もともとTransferWiseは三菱UFJ銀行だったのですが変わっています。
\使いやすさの比較勝者/
Transferwise
日本語対応の有無はだいぶ大きいです。
MATOME
まとめ
海外送金サービスのWorldRemitとTransferWiseを比較してきました。
おすすめするのはやはりTransferWiseです。
個人的にはレート・手数料のシステムが明確で安い、送金が早いところが良いと思っています。
TransferWiseでは海外の銀行口座情報を持てるマルチカレンシー口座のサービスが日本でも始まりました。
これから海外に渡航する方が最初、「現地の銀行口座を作らないと」と焦る必要がなくなります。
まだまだこれから便利に・安くなっていくと思うのでぜひTransferWiseに登録してみると良いと思います。
Last Updated on 10/07/2021