PREMIERE RUSH&PRO

【2024年版】Premiere 「Rush」と「Pro」の動画編集 8つの違いを比較解説。

Adobeの動画編集アプリPremiereシリーズのRush(ラッシュ)とPro(プロ)の違いや、それぞれが得意なことについて説明していきます。

個人的にはProもRushどちらもインストールしており、状況や作業内容によって使い分けています。

結論から言うと、Premiere RushはProの機能から純粋な動画編集機能だけを取り出して動作を軽くしたバージョンといえます。

▶︎ Premiere Rushはどのデバイスでも動画編集できるアプリ

▶︎ Premiere Proは基本から応用までこなせる上級者向けアプリ

Rushはスマホ・タブレット・デスクトップ、どのデバイスでも使えるという便利さがある上に、動画編集に必要な機能は一通り十分備わっています。

それぞれのアプリを比較していきます。

Rushは基本的に無料で使えます。

デバイス間のデータ共有などの一部機能に関してはプレミアム版を利用しないと利用できないという仕様になっています。

Premiere Proが使えるプランを利用すればRushのプレミアム版の機能も使えます。

具体的には、Creative CloudのPremiere Pro単体プランかコンプリートプランの利用でもRushのプレミアム版が使えます。

Premiere Rushの特徴や得意なことについて紹介していきます。

Premiere Rushの詳細と無料インストールは以下から

https://www.adobe.com/products/premiere-rush.html

どの種類のデバイスでも使え、クラウドを利用するので同じデータを同期して編集することができます。

機能がシンプルなのでスマホでも修正できて手軽に使えるのが利点。

フレームを選択できるので、縦撮りした動画をPremiere Rushで縦フレームを設定して編集できます。

Instagramのストーリー用など、SNS用に編集する際はかなり便利です。

Premiere Rushは動画編集に必要な機能が十分盛り込まれたアプリだと思います。

動画の切りはりや速度調整、タイトル挿入にフィルターなど基本的なところは揃っています。

Premiere Proユーザーには見慣れたこの編集画面のスタイルがPremiere Rushでも操作でき、構成を保ったままPremiere Proにインポートできます。

超便利。

Premiere Rushで作成したデータはCreative Cloudを経由してPremiere Proで取り込むことができるのでデータ連携がかなり楽です(ProからRushは不可です)。

Premiere Proの特徴やPremiere Rushではできないことを説明していきます。

Premiere Proの詳細とインストールは以下から

https://www.adobe.com/products/premiere.html

Premiere Rushでも文字入れはできますが、あくまで動画タイトルとして利用する程度が適しています。

文字起こしをしたいのであればPremiere Proの方がはるかに楽です。

字幕で表示する文字をスライドさせたり、拡大縮小したり色々な動きをつける作業など自作できるのがPremiere Proです。

Premiere Rushのプレミアム版ではモーショングラフィックスのテンプレートが利用できます。

2つの動画を繋く部分のエフェクトを自分で自由にカスタマイズできます。

Premiere Rushにも数種類のトランジションのテンプレートがありますが、Proでは自分の好きなスタイルを作れます。

使い慣れれば瞬間移動したりするトリック動画やミュージックビデオ、映像アートなど色々なジャンルの作品を作れます。

動画編集のクオリティにこだわるのであればPremiere Proは使えるようになっておくべきソフトです。

特にモーショングラフィックスに注力したい方は、同じAdobeから出ている動画編集ソフトの中でもAfter Effectsをおすすめします。

Premiere RushとProを使うAdobeユーザーがよく併せて使うアプリはこちら。

更に高度なモーショングラフィックスの作成にAfter Effects。

写真を使った動画を作る場合はPhotoshop。音楽の作成にはAudition。など組み合わせられるものが多いです。

Adobe Stockは画像など、ロイヤリティフリーの素材が1億5000点以上ある巨大なストックサイトです。

動画編集用の映像素材やモーショングラフィックスのテンプレートなどが多数ストックにあります。

Adobe Stock 公式サイト

https://stock.adobe.com/jp

商用利用も可能な高品質な素材が手に入るので、個人的にもよく利用しています。Adobeアプリとの相性が良いです。

併せて読んでみてください。