ADOBE DRAW TO ILLUSTRATOR

【アプリ】
Adobe DrawからIllustrator/Photoshopにデータを送信する方法。連携作業を簡単に。

INTRODUCTION

アプリのAdobe Drawで作成したデータを、デスクトップ版のIllustrator/Phothoshopに送信する方法を書いていきます。

Drawアプリからデスクトップへ送る

まずはデータが受け渡される際の特徴について説明していきます。

Adobe Drawで作成していたレイヤー構成はそのまま保持してデスクトップに送ることができます。非常に便利。

Drawでのレイヤー構成は要素別に分けておくと後々便利。

しっかりとレイヤー分けされてデータが送られている。

レイヤー構成を保持して送信できる

Draw側で作成している際にレイヤー分けしていれば、デスクトップにデータを移してからの作業もしやすくなります。

ベタ塗りパスで編集可

Drawで書いた線はIllustratorに送ると、外形線がパスになったベタ塗りのパスとなります。

一筆分が一つのパスとして認識されます。

Illustratorに送る場合、ベクターデータを受け取れるので細かい形状の調整や色の調整などが簡単にできます。

Drawで設定したブレンドモードも保持して送信されるで! ありがたや。

Adobe Frescoへの移行がおすすめ

Adobe FrescoはもともとiPad用のドローイングアプリでしたが、iPhone版も登場してスマホでも使えるようになりました。

ベクターブラシで描けてIllustratorにも送れるので完全にDrawの上位互換アプリとなりました。

Adobe Frescoの詳細とインストールは以下から

https://www.adobe.com/products/fresco.html

基本利用は無料です。

かなり高性能なのでiPhoneを使っている方は移行をおすすめします。

送信するための条件

Drawのデータを送信する仕方について書いていきます。まず、送信できる条件が整っていることから確認する必要があります。

1. Creative Cloudアプリが入っているか

データを送信するパソコン側に、Creative Cloud Appがインストールされている必要があります。

入っていない場合は、Adobeにログインしてインストールしましょう。

Adobeログイン >> Creative Cloud デスクトップ から上記の写真のページに移動できます。

Creative Cloud アプリ

他のデバイス間とデータを共有する際など必要になるのでダウンロードしておきましょう。

デスクトップアプリのアップグレードの際などにも必要になります。

Adobe DrawアプリにログインしているAdobe IDとCreative CloudのログインIDが一致している必要があります。

インストールしていない方はまずCreative Cloudを手に入れます。

2. Creative Cloudがアクティブであるか

Creative Cloudアプリがインストールされていても、アクティブな状態でないとデータの送信が止まります。一度立ち上げてみましょう。

しばらくアップデートなどしていなかったりすると、同期がオフになっている場合があります。

スマホとデスクトップどちらもインターネットの環境にあることは必須です。

3. Illustrator/Photoshop CCが入っているか

CC系のIllustratorが入っていることが条件です。

CS系以前のバージョンでは対応していません。現在のCCプランはサブスクリプションサービスになっています。

おすすめはIllustratorもPhotoshopも使えるお得な組み合わせプランです。

Adobe Creative Cloudのプラン一覧は以下から

https://www.adobe.com/jp/creativecloud/plans.html

Illustrator/Photoshop CCにおいても、Adobe Drawと同一のAdobe IDでログインしている必要があります。

データ送信の条件まとめ

DrawからIllustrator/Photoshopにデータを送るための条件をまとめました。

✔︎ Adobe Draw / Illustrator CC Photoshop CC に同一Adobe IDでログインしている

✔︎ Adobe Creative Cloud App がアクティブ状態である

✔︎ インターネット環境にある (大前提)

送信のしかた

条件が整っていることが確認できたら、あとは実際にDrawのデータを送信していきます。

データ送信の手順

① シェアマークをタップして上部に表示されるOPEN IN…の項目にある「Adobe Desktop Apps」を選択します。

② Illustrator CCかPhotoshop CCの選択があります。今回はIllustrator CCを選択します。

③ データの送信が開始されます。「送信されました!」というメッセージが出れば終了です。デスクトップまで送信できていない場合でも出るメッセージです。

④ Illustratorが自動的に立ち上がり、Drawで送信したデータが表示されます。表示されない場合はCreative Cloud Appのアクティブ状況などを確認してみてください。

送りすぎには注意

Illustratorまでうまくデータが転送されてくれない場合に、Draw側で何度も送信し続けるのには注意しましょう。

Creative Cloud Appに送信データが溜まっているので、アクティブにした際にIllustratorに送った分が一気に立ち上がる事があります。

MATOME

書いたイラストをIllustratorにワンタップでベクターデータで送れるのはかなり便利だと思います。

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別記事にて詳しく解説しているので合わせて読んでみてください。

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